みなさんこんにちは。フィリピン短期語学留学の現地視察日記、今回はDAY3をお届けします。
今回は、朝のビーチ散歩から始まり、学校周辺のカフェやコインランドリー、市の博物館、市役所、そして建設中の新しい学生寮まで、実際に歩いて、乗って、見て、感じてきました。
朝7時、まずは学校近くのビーチへ
この日は、朝食前の7時ごろに学校近くのビーチへ向かいました。
移動に使ったのは、フィリピンらしい乗り物**「トライシクル」**です。バイクにサイドカーが付いたような乗り物で、街の中ではとてもよく見かけます。
初めて乗るトライシクルに、少しわくわく。学校からビーチまでの移動費は、なんと1人あたり30PHP(日本円にして80円)でした。

トライシクルをよく見ると、一台一台に運転手さんが付けた名前が書かれていて、それもまたかわいらしいポイントです。日本のタクシーやバスとは違う、生活に根付いた乗り物に乗るだけでも、現地に来た実感が湧いてきます。
こうした小さな移動体験も、短期留学ならではの楽しさだと感じました。
人がほとんどいない朝のビーチへ
到着したビーチは、朝ということもあり、人が数えるほどしかいませんでした。
広い砂浜、青い空、そして南国らしい強い日差し。北海道ではなかなか味わえない開放感です。


ただ、ここで私たちは大切なことを学びました。
真夏のフィリピンの日差しを、決して甘く見てはいけません。
朝7時台にもかかわらず、砂浜からの照り返しがとても強く、体感としてはかなりの暑さ。「少し歩いて写真を撮ろう」と思っていたのですが、10分ほどでギブアップしてしまいました。
北海道の涼しい気候に慣れている道民にとって、フィリピンの紫外線と暑さは想像以上です。帽子、日傘、日焼け止め、水分補給は必須だと実感しました。
こうした実体験も、参加される方に事前にお伝えしたい大切な情報です。
帰り道は徒歩で学校へ。30分の散歩道も南国では立派な運動です
ビーチから学校までの帰り道は、徒歩で移動してみることにしました。
距離としては、30分ほどの散歩道。北海道なら「少し歩くのにちょうどよい距離」と感じるかもしれません。
しかし、ここはフィリピン。朝とはいえ、日差しは強く、歩いているうちに汗がどんどん出てきます。


道沿いには、ローカルなお店や住宅、トライシクル、行き交う人々の姿があり、現地の暮らしを感じながら歩くことができました。
車で移動するだけでは見えない街の表情があります。ただし、繰り返しになりますが、赤道に近い地域の紫外線をなめてはいけません。
短期留学中の外出では、無理をせず、暑さ対策をしながら楽しむことが大切です。
学校に戻って朝食。ふわふわのココナッツパンに感動
学校に戻った後は、朝食をいただきました。
この日の朝食で特に印象に残ったのは、ココナッツがぎゅっと詰まったパンです。ふわふわの生地に、やさしい甘さのココナッツが入っていて、とてもおいしい一品でした。

朝のビーチ散歩で汗をかいた後だったこともあり、ほっとする味でした。
海外の食事というと、口に合うか不安に感じる方もいるかもしれません。でも、今回の滞在中にいただいた食事は、どれも家庭的で、あたたかく、毎回楽しみになるものばかりでした。
午後は学校周辺の生活環境をチェック
午後になっても、日差しは相変わらず強いまま。それでも、参加される皆さまにしっかり情報をお伝えするため、覚悟を決めて学校周辺の視察へ向かいました。
学校の周辺には、徒歩5分ほどの場所にコインランドリーやおしゃれなカフェがありました。


短期とはいえ、1週間、2週間、1か月と滞在する場合、洗濯ができる場所が近くにあるのはとても安心です。特にフィリピンは汗をかきやすい気候なので、衣類をこまめに洗える環境は大切だと感じました。
また、近くにカフェがあるのも嬉しいポイントです。授業の合間や休日に少し気分転換をしたり、飲み物を楽しみながら友人と過ごしたりする場所があると、滞在中の生活にゆとりが生まれます。
「学校の中だけで完結する留学」ではなく、周辺の暮らしも含めて楽しめる環境があることを確認できました。
トライシクルでバナンミュージアムへ
その後、再びトライシクルに乗って、街のミュージアム**「バナンミュージアム」**へ向かいました。
この博物館は、昨年リニューアルしたばかりの市の博物館とのこと。館内はテーマごとに展示室が分かれていて、リンガエンの歴史や文化を学ぶことができます。




展示はとても見やすく、地域の歴史や芸術に触れられる内容でした。中でも印象的だったのは、日本軍に関する展示室です。

教科書のページを読むだけでは知ることができなかった出来事や、現地の視点から見た歴史に触れることができました。
語学留学は、英語を学ぶだけではありません。訪れた国の歴史や文化を知り、自分たちの国とのつながりを考える機会にもなります。
オプションツアーでは、この博物館を日本語ガイド付きで訪れることができます。英語に自信がない方でも、展示の内容をしっかり理解しながら見学できるのは大きな魅力です。
市役所も見学。地域の雰囲気を知る時間に
次に、市役所にも立ち寄りました。
館内には、壁一面に歴代の市長さんの肖像が掲示されていました。その土地の行政や歴史を感じられる、印象的な空間でした。


普段の観光では、市役所を訪れる機会はあまりないかもしれません。しかし、実際に街の公共施設を見ることで、その地域がどのように成り立っているのか、少し身近に感じることができます。
留学先の街を知ることは、安心して過ごすためにも大切です。学校だけでなく、地域全体の雰囲気を確認できたことは、今回の視察の大きな収穫でした。
建設中の学生寮新館も見学しました
この日は、現在建設中の学生寮新館にも案内していただきました。
完成を目指して工事が進められており、大部屋タイプの空間も見学することができました。家族や友達同士で滞在する場合には、こうした広い部屋で一緒に過ごすのも楽しそうです。


7月ごろの完成を目指しているとのことで、今後、親子留学やペア留学、友人同士の短期留学など、より多様な滞在スタイルに対応できる可能性を感じました。
道民留学では、学生だけでなく、親子、友人同士、カップルや夫婦、学び直しをしたい社会人やシニア世代の方にも参加していただきたいと考えています。宿泊環境の選択肢が広がることは、参加しやすさにもつながります。
寮に戻って晩ご飯。マスコット犬のクッキーも登場
夕方、寮に戻って晩ご飯をいただきました。
この日も、あたたかいフィリピン料理が並び、視察でたくさん歩いた体にしみるおいしさでした。

そして、食事の時間にはマスコット犬のクッキーも登場。

クッキーも一緒にフィリピン料理を食べたそうな様子でしたが、そこは少し我慢してもらいました。そのかわいらしい姿に、みんな自然と笑顔になります。
学校や寮の雰囲気は、設備だけでは伝わりません。そこにいる人たち、動物たち、食事の時間、何気ない会話。そうした一つひとつが、滞在中の安心感や居心地の良さにつながっているのだと感じました。
DAY3を終えて感じたこと
DAY3は、学校周辺の生活環境と、リンガエンの街を知る一日でした。
朝のビーチ。初めてのトライシクル。真夏のフィリピンの日差し。徒歩圏内のコインランドリーやカフェ。地域の歴史を学べるバナンミュージアム。市役所の見学。建設中の学生寮新館。そして、寮でのあたたかい夕食。
この一日を通して感じたのは、リンガエンという街が、学ぶ場所であると同時に、暮らしを体験できる場所でもあるということです。
短期留学では、授業の時間だけでなく、朝の散歩、食事、買い物、移動、地域の人との出会いも、すべてが学びになります。
北海道からフィリピンへ。気候も、街並みも、食べ物も、交通手段もまったく違います。
だからこそ、驚きがあり、発見があり、自分の世界が少し広がる感覚があります。
私たちが作りたい「道民留学」は、英語を勉強するだけのプランではありません。北海道に暮らす皆さまが、安心できるサポートの中で、海外の空気に触れ、異文化を体験し、新しい一歩を踏み出せる留学です。
編集後記
DAY3で一番印象に残ったのは、やはりフィリピンの日差しの強さです。朝のビーチで「これは本当に暑い」と実感し、道民の皆さまには、暑さ対策をしっかりお伝えしなければならないと思いました。(3月~5月は最も暑い時期だそうです。でもこれもまた経験。)
一方で、トライシクルに乗ったり、地元のカフェを見つけたり、博物館で歴史を学んだりする時間は、現地に来たからこそ味わえる特別な体験でした。
観光だけではなく、暮らしに少し入り込む。英語だけではなく、街や人や文化から学ぶ。
それが、このフィリピン短期語学留学の魅力だと感じています。
DAY4では、さらに学校での学びや現地体験の様子をお届けしていきます。それではまた、DAY4でお会いしましょう。
