みなさんこんにちは。今回は、フィリピン短期語学留学を検討されている方からよくいただく質問、**「フィリピンの治安って実際どうなの?」**について、現地視察をしたスタッフ目線でお伝えします。

フィリピンの治安、だいじょうぶ?
正直に言うと、私たちも渡航前は少し身構えていました。
日本では、フィリピンについて「治安があまり良くない」「スリや強盗が多い」「スマートフォンを持って歩くのは危ない」といったイメージを持っている方も少なくありません。日本人観光客が被害に遭ったというニュースを見ることもあり、初めて行く前は不安を感じるのも自然なことだと思います。
実際、私たちもかなり警戒していました。渡航前には、スマートフォンを首から下げられるストラップ付きホルダーを購入し、防犯機能の高いウエストポーチも準備しました。「リュックを背中にかけて歩くのは危ないのでは」「スマホを手に持っていたら奪われるのでは」、そんな心配をしていたからです。

実際に歩いてみると、想像とは違いました
ところが、現地に着いて街を歩いてみると、そのイメージは少し変わりました。
フィリピンの方々は、普通にスマートフォンを片手に歩いています。写真を撮っている人も多く、レストランでは食事中にテーブルの上にスマートフォンを置いている人もいました。
私たちも、マニラやリンガエンで写真や動画を撮りながら歩きましたが、過度な不安を感じる場面はほとんどありませんでした。
もちろん、日本と同じ感覚で完全に油断してよいわけではありません。海外である以上、スリ、置き引き、ひったくりなどへの注意は必要です。ただ、「常に怯えて歩かなければならない場所」という印象ではありませんでした。
物乞いに出会うこともあります
日本との違いとして、路上で物乞いをしている方を見かけることがあります。
初めて見ると、少し驚く方もいると思います。ただ、私たちが現地で感じたのは、強引に迫ってくるというより、声をかけられても「現金を持っていません」「タガログ語はわからないよ」と伝えれば、そのまま離れていくことが多いということでした。
現地の方々の対応も落ち着いていて、困っている人に対して必要以上に冷たくするのではなく、自然に距離を取っている印象でした。(何か渡したいときは、手持ちのお菓子やワンコインを渡すだけで、とても喜んでくれます。)
こうした風景も、フィリピンの現実の一部です。日本とは違う社会の姿に触れることも、海外で学ぶ意味の一つだと感じました。
気をつけるべきことは、きちんとあります
安心できる場面が多かったとはいえ、注意すべきことはあります。
夜遅くに一人で出歩かないこと。人通りの少ない路地裏に入らないこと。多額の現金を持ち歩かないこと。知らない人について行かないこと。荷物やスマートフォンを置きっぱなしにしないこと。トラブルが起きたときは抵抗しないこと。
これはフィリピンに限らず、海外では基本となる安全対策です。
私たちの留学プランでは、現地スタッフによる送迎や案内を大切にしています。初めての方でも、どこに行けばよいか、どの時間帯なら安心か、どう行動すればよいかを事前にお伝えできるようにしています。
マニラよりも、リンガエンはさらに落ち着いた印象
今回の視察では、マニラとリンガエンの両方を歩きました。
マニラは大都市なので、人も車も多く、やはり都会らしい緊張感があります。一方で、語学学校「パロッツ君」があるリンガエンは、よりのどかで落ち着いた印象でした。
トライシクルで移動したり、ナイトマーケットを歩いたり、学校周辺のカフェやコインランドリーを見に行ったりしましたが、街の人たちは穏やかで、安心して過ごせる雰囲気がありました。
北海道に住む私たちにとって、リンガエンのゆったりした空気はとても心地よく感じられました。札幌の中心部のような便利さとは違いますが、人との距離が近く、あたたかい町です。



結論:過剰な心配はいりません。でも油断はしないでください
フィリピンは、日本と比べると注意すべき点がある国です。外務省や大使館も、強盗、スリ、置き引き、ひったくり等への注意を呼びかけています。
ただ、実際に現地を歩いてみて感じたのは、きちんと基本的な安全対策を守れば、過剰に怖がる必要はないということです。
特にリンガエンでは、現地スタッフの皆さんが近くにいてくれる安心感が大きく、初めてのフィリピンでも落ち着いて過ごすことができました。
海外に行く前は、不安があって当たり前です。でも、その不安は、正しい情報と現地サポートによってかなり軽くなります。
私たちがこの留学プランで大切にしたいのは、英語を学ぶことだけではありません。北海道から参加される皆さまが、安心して一歩を踏み出せること。そして、実際に行ってみて「思っていたよりずっとあたたかい国だった」と感じていただくことです。
フィリピンは、警戒すべき点を知っていれば、笑顔と人のやさしさにたくさん出会える国でした。
