みなさんこんにちは。フィリピン短期語学留学の現地視察日記、いよいよ今回はDAY8・最終日です。
朝7時、マニラの朝のにぎわいの中を空港へ
この日は朝7時にホテルを出発しました。
ホテルの外に出ると、すでにマニラの街は動き始めています。車のクラクション、朝の渋滞、通勤する人々、次々と走る車。昨日までのリンガエンのゆったりした空気とはまた違う、都会マニラの朝のにぎわいです。

空港へ向かう車内からその景色を眺めながら、「このにぎやかなクラクションの音を聞くのも、これで最後なんだな」と思うと、少し寂しい気持ちになりました。
到着したマニラ空港は、まだ朝早い時間だったこともあり、人はそれほど多くありませんでした。ただ、飲食店やお土産屋さんはすでに多くが開いていて、出発前の時間を過ごすには十分な環境です。


丸亀製麺など、日本でもおなじみのチェーン店もありました。「最後にフィリピン料理を食べるか、日本の味で落ち着くか」少し迷ってしまうほど、空港内にもいろいろなお店がありました。
セブパシフィック航空でチェックイン
まずは、セブパシフィック航空のチェックインカウンターへ向かいました。
今回も、周囲の乗客はフィリピン人の方が多く、日本人旅行客の姿はあまり見かけませんでした。

チェックインを済ませるまでは、やはり少し緊張します。荷物の重さは大丈夫か、搭乗券は無事に発行されるか、出国手続きまで間に合うか。何度海外に行っても、空港での手続きは少し気が張るものです。
無事にチェックインが終わると、ようやくひと安心。朝食をとりながら、この旅の思い出を少しずつ振り返る時間になりました。

リンガエンの学校、先生方、寮母さんのごはん、ナイトマーケット、トライシクル、ビーチ、ワンハンドレッド島、ジョリビー、SMモール。思い返すと、一つひとつの場面がとても濃く、8日間とは思えないほどたくさんの体験がありました。
最後にまさかの小さな事件。搭乗ゲートまで猛ダッシュ
朝食の後、ゲート近くのお土産屋さんで少し買い物をしようとしました。
レジに並ぼうとしたところ、スタッフの方が「ちょっと待っていてね」という雰囲気で、そのまま席を外されました。
お手洗いに行かれたようなのですが、なかなか戻ってきません。
「まだ大丈夫かな」「そろそろ戻ってくるかな」と思って待っているうちに、想像以上に時間が過ぎてしまいました。
そして気づけば、搭乗のファイナルコールが始まっていました。
そこからは、搭乗ゲートまで約5分間の猛ダッシュです。最後の最後で、まさか空港内を全力で走ることになるとは思いませんでした。

なんとか列の最後尾に合流し、無事に搭乗することができました。
この出来事から学んだことは一つです。海外の空港では、最後の買い物も時間に余裕を持つことが大切です。
旅の終わりに少しだけ焦りましたが、無事に飛行機に乗れたことで、ほっとしました。
遠ざかっていくマニラの街並み
飛行機が離陸すると、窓の外にはマニラの街並みが見えました。
少しずつ遠ざかっていく街を見ていると、旅の終わりの寂しさが押し寄せてきます。


ほんの数日前までは、初めての場所として少し緊張しながら見ていたフィリピン。でも帰る頃には、「また来たい」「もっと知りたい」と思える場所になっていました。
機内食では、フィリピン料理のアドボをいただきました。

この旅でいただく最後のフィリピン料理です。空の上で食べるアドボは、現地での食事やスタッフの皆さんとの時間を思い出させてくれる、少し特別な味でした。
直行便のありがたさを実感しながら新千歳へ
機内では、持ち込んだタブレットでいくつか動画を見て過ごしました。
気づけば、あっという間に新千歳上空へ。やはり直行便は、体への負担が少なく、とてもありがたいと感じました。
乗り継ぎがないだけで、気持ちの負担もかなり軽くなります。
新千歳空港に降り立つと、少し肌寒く感じる澄んだ空気。1週間ぶりの日本です。


「ああ、帰ってきたんだ」という安堵感に包まれました。
同じ飛行機で到着したフィリピン人の皆さんは、大きなスーツケースを引きながら、それぞれ今日の宿泊先へ向かっていきます。これから北海道でどんな時間を過ごすのだろう。素敵な思い出ができるといいな。そんな気持ちで、その後ろ姿を見送りました。
行く側から帰ってくる側へ。そして今度は、日本に来る人たちを迎える側へ。空港では、いろいろな旅が交差しているのだと感じました。
新千歳空港から麻生ターミナルへ
帰りも、来た時と同じように高速バスを利用し、麻生ターミナルまで戻りました。
午後4時台・5時台は、1時間に3本ほどバスが出ていて、ほとんど待たずに乗ることができました。

これまでは、空港までの行き来にJRを使うことが多かったのですが、今回の視察を通して、高速バスの手軽さを改めて感じました。
さっぽろ駅で乗り換える必要がなく、荷物を持ったまま座って移動できる。これは、留学帰りの疲れた体にはとてもありがたいです。
北海道から海外へ行くとき、そして帰ってくるとき。空港前後の移動が分かりやすく、負担が少ないことも、道民向けの留学プランでは大切なポイントだと感じました。
次回も、ぜひこのバスを利用したいと思います。
8日間の視察を終えて感じた「リンガエン留学」のよさ
今回の現地視察を通して、フィリピン・リンガエン留学のよさは大きく2つあると感じました。
1つ目は、**「学びながら暮らせた」**ということです。
もちろん、私たちは大切なゲストとして迎えていただきました。けれど、変に特別扱いされるのではなく、そこに住む人たちの暮らしを自然に教えてもらい、たくさん体験させてもらいました。
トライシクルから見る街並み。路上で売られるB級グルメのほっとする味わい。夕方のゆったりした時間を家族と過ごす住民の皆さんの笑顔。朝のビーチのまぶしさ。ナイトマーケットのにぎわい。屋上で囲むあたたかい食卓。
英語学習はもちろんですが、ここに来なければ知ることのできなかった学びが、本当にたくさんありました。
教室の中だけではなく、街の中にも、食卓にも、移動中にも、学びがありました。まさに、暮らすように学ぶ留学です。
もう一つの魅力は、先生方・スタッフの皆さんとの距離感
2つ目は、先生方や学校スタッフの皆さんとの距離感です。
小規模校だからなのか、リンガエンという町の雰囲気なのか、それともフィリピンの皆さんの国民性なのか。その理由を一言で説明することはできません。
ただ、滞在中ずっと感じていたのは、フィリピンの皆さんの陽気さ、世話好きなところ、そして笑顔の多さです。
先生方は、プロの講師として本当に尊敬できる方々でした。でも、それだけではありません。人として、学校スタッフの皆さんのことをとても好きになりました。
英語がうまく出てこないときも、笑顔で待ってくれる。暑さで疲れていないか気にかけてくれる。食事の好みを覚えてくれる。少し不安そうにしていると、自然に声をかけてくれる。
その距離感が、とても心地よかったのです。
表現するなら、「教育施設で学ぶ」というより、「親戚に英語を教えてもらう」感覚に近いかもしれません。
もちろん授業はしっかりしています。でも、そこには安心感があり、あたたかさがあり、心を開いて学べる空気があります。
「もっと英語を話せるようになって、私のことを知ってほしい」「次に来るときは、もっとたくさん話したい」「またここに帰ってきたい」
そう思える学び場でした。
道民の皆さまに届けたい留学
北海道に暮らしていると、海外留学は少し遠いものに感じられることがあります。
東京や大阪の人たちが行くもの。若い学生だけが挑戦するもの。英語が得意な人だけが参加できるもの。そんなイメージを持っている方もいるかもしれません。
でも、今回の視察を通して、私たちは強く感じました。
この留学は、もっと身近なものにできる。北海道からでも、安心して一歩を踏み出せる。英語に自信がなくても、年齢に不安があっても、親子でも、友人同士でも、自分に合った形で挑戦できる。
フィリピン・リンガエンには、英語を学ぶ環境と、あたたかい人たちと、暮らしに触れられる体験があります。
この留学プログラムに参加してくださる皆さまも、きっとフィリピンが大好きになると思います。
そして帰国するときには、英語の学びだけではなく、「また会いたい人ができた」「また行きたい場所ができた」「世界が少し近くなった」そんな気持ちを持ち帰っていただけるのではないかと思います。
編集後記
DAY1からDAY8まで、現地視察日記を通して、札幌からフィリピンへ向かい、リンガエンで学び、暮らし、体験し、マニラを経由して北海道へ戻るまでの流れをお届けしてきました。
道民発の留学だからこそ、出発前の不安、空港までの移動、現地での生活、帰国までの流れを、私たち自身がしっかり確認しておきたい。そう思って行った今回の視察は、想像以上に多くの気づきと感動をくれました。
この日記を読んで、少しでも「自分も行ってみたい」「子どもに体験させてみたい」「親子で挑戦してみたい」「英語をもう一度学んでみたい」と思っていただけたら、とても嬉しいです。
フィリピン・リンガエンでの学びは、きっと皆さまの世界を少し広げてくれます。
8日間の現地視察日記を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
